相続手続き ゆうちょ銀行

相続手続きの預貯金口座の凍結解除で多いのが、なんと言ってもゆうちょ銀行口座の凍結になります。そこで、ゆうちょ銀行の相続手続きの流れを紹介させていただきます。
通常私は最初、ゆうちょ銀行の窓口に行って手続きを開始しますので、今回は、最初ゆうちょ銀行の窓口に行くパターンで紹介させていただきます。

1.相続の申し出
ゆうちょ銀行の窓口に行き、貯金等の相続の申し出を行います。
2.手続きの流れ説明
相続の申し出を受けたゆうちょ銀行は、相続手続きの説明をしてくださいますので、そこで流れを確認します
相続確認表の記入
「相続確認表」に必要事項を記入し、窓口に提出しますが、この「相続確認表」には、遺言書等の有無の確認、お亡くなりになられた方の情報、手続きを行う方の情報、すべての相続人様の情報、お亡くなりになられた方のゆうちょ銀行の口座情報などを記入する必要があります。
中でも、大変なのが、すべての相続人様のさんの名前などを記入する必要もありますので、法定相続人さんがたくさんいらっしゃる場合は、その場で記入するのは大変ですので、一度持ち帰り自宅で記入して、再度窓口に提出することになります。
相続確認表の提出
窓口に記入した「相続確認表」を提出すると、ゆうちょ銀行の相続手続きの専門部署から郵送で「必要書類のご案内」が届きますので、その案内に沿って必要書類を準備することになります
必要書類を揃える(遺言書がない場合)
□お亡くなりになられた方の婚姻(初婚、未婚の場合は16歳)から
□死亡までの連続した戸籍謄本
□お亡くなりになられた方の預金通帳等
□相続人様の印鑑登録証明書
□遺産分割協議書等
□相続払戻金を受け取る相続人様の実印 など
書類の提出
郵送で届いた「必要書類のご案内」にある書類に記入し、必要書類一式揃いましたら、ゆうちょ銀行の窓口に提出します。提出の際に、戸籍謄本や印鑑証明書などは、また別の手続きで必要になりますので、窓口の方に返却をお願いして返却してもらった方が良いです。
相続払戻金の受取
窓口での手続きが終了すると、約1~2週間ぐらいで、通常貯金口座に入金があります。